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頭痛の鍼灸治療院

東京都板橋区仲宿32-9

営業時間 10:00〜20:00
定休日 月曜日・木曜日
電話番号 080-6791-7870

都営三田線 板橋区役所前 徒歩4分
国際興業バス 仲宿 徒歩4分

PMSと頭痛

PMSと頭痛の関係を知る前に、血液の重要な仕事を知っておく必要があります。

摂取した栄養素は消火器を経て血中へ入り、体を一定期間だけ構成してやがて出ていきます。当然、摂取した飲食物の特徴は細胞に反映しますが、内部環境が簡単に変化してしまっては困りますね。そこで緩衝作用をもつものが血液なのです。冷えとの関係ばかりが注目されがちですが、pHや浸透圧の調整、組織の栄養など極めて重要な働きをしています。

ですから、月経で月に一度血液を失うということは想像以上に大変なことで、月経前や月経期のイライラや漠然とした不安を抱くのは当然のことだと思います。そのようなホルモンが変動する時期はとても繊細で、ホルモンバランスが乱れると頭痛をはじめとする多彩な症状が現れるのです。

何かが上昇することは下降することを前提に起きるもので、その逆も同じです。感情や株価ですら例外ではありませんね。その流れ自体が調和をもたらしていることも考えすぎではないと思います。そして、そのような現象に酷似した働きをするのが「自律神経」です。絶え間なく流動的に平衡を保っている自律神経ですが、この正常な働きを阻害する最大の要因が「ストレス」であり、PMSの頭痛がある女性とない女性との違いはこのストレスである気がしてなりません。

本来、ストレスはバイタリティーを刺激するために必要なプロセスであり、米国では「ストレスが人間に及ぼす悪影響は、ストレスが体に悪いと思っている人に対して特に優位である」との研究結果も出ているようで、感受性に大きく依存していそうです。

そこで、鍼灸の出番です。鍼灸で人間関係を改善させたり、気象を変化させたりすることはできませんが、ストレスにより疲弊してしまった自律神経を癒すことは鍼灸の得意分野なのです。そのうえ、ミューズでは一人ひとりの感受性に合わせた施術を行いますので、頭痛以外の女性特有の症状まで同時に消えることがしばしば起こります。それは、鍼灸により自律神経がストレスから解放され、ホルモンバランスが整った結果だといえます。

ともあれ、一生付き合っていかなくてはならないストレスですが、溜まったら出せばいいのです。涙を出す(我慢しない)・汗を出す(運動する)・声を出す(会話する)など、いろいろなところから過剰なストレスは出て行ってくれます。ストレスと上手に付き合って、調和を取り戻すことが自律神経の健康につながるはずです。

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